
第10回プロトコール&マナーズ講座のご報告
プライマリーコース最終講座は「フレンチマナーレッスン」でした。
京都100年の歴史を誇り、鹿鳴館と並び称される長楽館のフレンチレストラン「ル・シェール」で開講いたしました。
素晴らしいネオクラシックなインテリアの重厚な設えの中、格調高い講座となりました。
【テーブルマナーの歴史】
17世紀までは右手にナイフ(当時はサーベル)そして左の手、三本の指を使って食べていました。中世のヨーロッパでは食事中に殺害されることも珍しくはありませんでした。なにしろ食具は一歩間違えると凶器・・・安心して食事ができないのが現実でした。毒物による暗殺も頻繁に行なわれていた為、細心の注意が必要でした。
1533年に野蛮な国フランス王家に当時ルネッサンス文化が栄えていたイタリアの名家・メディチ家の娘カトリーヌ・ド・メディチが嫁いだ際、お抱えの料理人たちと給仕人を従え、多彩な調理方法から料理道具、フォークやグラスなどの食器類、食事の作法、この頃にジャム、砂糖菓子、ケーキ類、アイスクリーム、トリュフ、各種ソースといった新趣向の料理や調味料の製法も伝えられました。

第8回夢雅の会のご報告
『夏の風物詩…川床でたのしむコンチキチン…祇園祭』 気温も最高に高く、うだるような暑さの中、今回も全国からご参加下さいまして感謝の気持ちで一杯です。 ただ中国からのお客様が、北京空港が雨風で大荒れの為に飛行機飛べず、楽しみにされていらっしゃたのに、ご参加頂けなかった事だけが残念です。 創業300年を誇る京料理ちもとの川床での宴席は、暑さをしばし忘れさせてくれました。 川床の起こりは、戦国の世が終わり、豊臣秀吉によって天下統一がなされた頃、三条や五条橋の架け替えなどを経て、鴨川の河原に見世物や茶屋を開いたことにはじまると言われています。 この日は前祭宵々山、夕刻から山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り、祇園囃子が流れると祭りは最高潮を迎え、繰り出した人達で通りがいっぱいになりました。 その中をぬぐって長刀鉾まで参りました。 祇園祭において最も注目が集まる鉾がこの「長刀鉾」です。 数ある山鉾の中で最も古くに創建され、そして山鉾巡行にて毎年先頭を飾る鉾なのです。 胴掛・前掛・見送りなどの懸装品は日本のもののみならず、室町~江戸時代に当時の町衆がペルシャや中

ティーライフアカデミー校長 加藤淳子の
『エグゼクティブが実践する社交術』
〜日本の精神文化とプロトコールマナーに学ぶ〜セミナー及び『プロトコール&マナーズレッスン』開催のご案内
9月からT−Life Academyにて開講のプロトコール&マナーズレッスン2期生募集にあたり、プロトコールマナーのセミナーを開催いたします。 プロトコール&マナーズレッスンとは王侯貴族のたしなみである「プロトコール」と、気品ある日本女性としてのたしなみである「日本の礼儀作法」を、その精神性から身につけ内面から美しいレディへ導かれていくトータルブラッシュアップレッスンです。 日本の精神文化に息づくおもてなしの極意とグローバルマナーについてお話させて頂きます。 そしてセミナーの後はフレンチレストラン『カルトブランシュ』の美味しいコースランチをお楽しみ頂きます。 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。 【記】 【日 時】 2017年8月5日(土) ・受付 11:15〜 ・セミナー&説明会 11:30〜13:00 ・ランチ 13:00〜14:30 【会 場】「Carte blanche」カルトブランシュ 大阪府大阪市中央区南久宝寺4-1-1 IDE-A御堂筋B1F Tel:06-6252-0880 地下鉄御堂筋線本町駅13番出口から徒歩5分 【会 費